R1年12月22日。 作業開始当初の2年間、自ら立候補した小学校のPTA活動によって、ほとんど手つかずの状況が続いていました。
基本姿勢として、合わせ面は全て目の細かいガラスシートで塞ぐ、また製造時に必要な穴も全て塞ぐ、最後に露出している下回りの鉄板全てを厚いガラスシートを張り付ける。
腐食している箇所は重ね張りをして強度を確保し、表面を全て覆う事によって塩カルの浸入を防ぎ、2度と錆びないボデーを作るイメージでした。
が、PTA活動が終わった2014年の6月、交通事故を起こしてしまい、まる1年の入院と、その後の2年間は入退院の繰り返し。作業が再開出来たのが2017年の春先でした。
仕事が出来る喜びを感じながらの作業でしたが、密着力が弱く感じる事と、シートを被せて置いてあったとはいえ、紫外線による劣化も気になっていました。でもお客さまの事を考えると、なかなかやり直す方向になれなかったのですが、ここで妥協したら一生後悔すると思い、その年の11月作業を中断。張り付けたシートを全て剥がし、2017年の12月から2回目をスタートさせました。