平成11年 STI仕様のタイプRです。距離は約10万㌔
 車検が22年の10月まで付いて 車両本体価格「税込」 315.000円
詳細は http://www.mj-n.co.jp/ をご覧ください。

こんなにも真剣に普通車と向き合って雪山を走ったのは初めてでした。
これから語る事は全てワークスが比較相手です。

ワークスをここまで車高を下げてしまえば、いつもの雪山に入れないのですが
この車の下回りは突起物が無いらしく、何の問題もなく入れました。
この日のコンディションは下から真中あたりまでが凍結路で
そこから頂上までがパウダースノーです。
全体を通して道幅が狭いので、まともに走れるのか不安な気持ちで
スタートしました。

下の方は所々で舗装が見えているため、
道を選びながらグイグイ加速していきます。
このあたりはワークスを完全に凌駕しています。さすが280馬力です。

少し登ると凍結路のお出ましです。
イイ感じの右コーナーでしたので、いつものように行こうとした瞬間に
失速&スライド!どうもセンターデフの強さが最弱だと
全然走る事が出来ない見たいです。
強さを中位にして再度スタートしましたが
お尻が振るだけで進んで行きません。仕方がないのでロック寸前まで強くして
再スタート、やっとお尻を振りながらも進み始めました。
この辺はFFベースのワークスの方が問題なく進んで行きます。
やっぱりFRベースの車はお尻が簡単に出てしまいます。
それとやっぱりパワーがあるせいです。
滑りやすい道であればある程、パワーは無駄なモノだと言う事です。

そうこうしている間に、テクニカルでさらに道幅の狭い所にやって来ました。
慎重に操作しながら凍結路を登って来ましたが
アクセルの開け方とハンドル操作を誤らなければ
以外と軽快に登っていきます。お尻も必要以上に振らないし、
何よりフェイントをしなくともアクセル1つでお尻が出るので
思いのほか速いペースで真中までやって来ました。
ここは、ワークスとほとんど変わらないペースです。
ワークスに比べればこんなに大きいのに、さすがインプレッサ!

ここから先は圧雪しきっていない、ふかふか雪です。
センターの強さはそのままでスタート!
道幅がいくらか広くなっているので少し強引に進入、
あいかわらず、まとまったイイ走りはしますが
パワーを掛けすぎると、すぐにお尻を振りだし前に進んで行きません。
短い直線でもその症状が変わらないため、
ガマンしながら道幅が広くなるまで走りました。
ここは完全にワークスの方が速いです。
やっぱりパワーが伝わらなければ遅いです。

そして最後の登りは広い道幅です。
雪はかなり積もっていて、タイヤが埋まってしまう程です。
ここなら多少お尻を振っても全開くれれるので
センターはそのままでスタート!
上手に路面を捉えている時は最高の加速をします。
そのまま大きな左コーナーに突入、
ワークスなら失速してしまう大量の雪に負ける事なく
グイグイ曲がっていきます。
そのまま直線に入り、さらに加速!と思ったら
あまりの雪の多さにとうとう失速が始まってしまいました。
もう少しでゴールなので、センターを最強「ロック」にして再スタート!
ここまで雪が多いと走るというより開拓に近いモノがあり、
ここまで多いとワークスは何とか走れる程度になりますが、
さすが280馬力です。雪を巻き上げながらどんどん登っていきます。
そしてゴール!
巻き上げた雪で真白になったインプを見ながら
この車が本領発揮するのは、こんな狭い道ではなく
もっと広くて圧雪された道だと体感しました。

今回のコンディションは頂上付近の雪が多すぎたため
インプの方が速かったですが、
それがなかったらかなりいい勝負になったと思います。

狭い道でもそこそこ走れるインプも凄いですが、
WRCに出ちゃう様なインプとほぼ同じペースで走れるワークスも凄いです。

それにしても普通車というのは良く出来ています。
この安定感は安心につながります。
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