2009年10月20日スタ-ト
 
いつもありがとうございます。

今どきの車に比べると、シンプルな制御になっておりますが
10年.20年と非常に長い年月を過ごしているため
トラブルは避けて通れない道となってきております。

そこで
修理相談を受け付ける事にしました。

調子が悪い事の相談はもちろんですが
この部品を交換するにはどのネジを外せばよいか?や
C系にH系のあの部品を使いたいが流用出来るか?など

アルト.セルボの?を
私が分かる範囲でお答えできればと
思っておりますので
メ-ルでも電話でも、どちらでも構いませんので
お気軽にお問い合わせください。
 
ここからは
お客様からいただいた質問と私の返答をまとめたモノを
公表していきたいと思います。

アイドリングについて
キャブレタ-と呼ばれるガソリン気化「霧化」装置は
エンジン内のピストンが下降する際に発生する「負圧」によって
キャブレタ-内の精密に作られた穴から、ガソリンが吸い出される装置です。
この、吸い出されるガソリンと同じくして
エンジン負圧によって吸い込まれた空気がエアクリ-ナを通過して
キャブレタ-内に入ります。
つまりエンジン負圧によってガソリンと空気が同時に吸い込まれ
キャブレタ-内で混合気「爆発しやすい状態」となり
そのままエンジンのシリンダ-内に入り
圧縮されて爆発し、車を動かす力となります。
この様にキャブレタ-は自分自身でガソリンを出す能力がなく
あくまでもエンジン負圧「厳密に言うと、キャブレタ-内を通過する
空気によって吸い出されています」の力でしかガソリンを出せない
補助的な機構となっております。
キャブレタ-は構造がシンプルで
エンジン内における一連の流れの1つであり
とても理に適っていると私は思います。
その反面
エンジンの状態に合わせた調整が必要になってくる事と
ガソリンの量を緻密にコントロ-ルする事が出来ないため、
排気ガスに有害な成分が多く含まれてしまい
地球に優しくないモノと言えます。
それでもFCRやTMRの霧化性能と、セッティングパ-ツの豊富さ、
そしてパワ-感は素晴らしいの一言につきますが、
それはあくまでも出力向上が大前提にあり
この先、キャブレタ-が歩む道は・・・

このキャブレタ-に代わるモノが
ワ-クスに装備されている「EPI」です。
EPI=電子制御燃料噴射装置
その字の通り
コンピュ-タに記憶させた制御方式で燃料を噴射させる装置であり
キャブレタ-とは根本的に構造が違います。



一番の違いは負圧によって吸い出されていたガソリンを
インジェクタ-と呼ばれる霧化噴射装置から
エンジン以外の力で発射する事です。
もちろん負圧によって吸い込まれる空気はキャブと同じですが
元々から霧状で噴射するガソリンとの混合気の出来ばえは
高回転域では大差ないと思いますが
低中速域ではインジェクションには敵わないと思います。
しかもプログラムされた通りに・・・
さらにあらゆる状況下でも問題なく走れるように
様々なセンサ-や制御装置を取り付けその情報をもとに
基本噴射+αまでこなしているEPI!
そこには
キャブレタ-の頃の様な「調整」など存在していないと思ってしまうのですが
それはEPIが進化した平成10年前後からの話であって
それ以前の車両はまだまだ調整出来る機構が付いています。

ここでやっとアイドリングの話になるのですが、基本的には
スロットルボデ-「ガソリン用通路が無いキャブレタ-見たいなモノ」
内にあるアイドリングのためだけの通路を通る空気の量を
ISCと呼ばれるアイドリング制御装置で
コンピュ-タが950rpmになる様に電気的に開閉させているのですが
アイドリング用の通路やISCの通路が新品時よりも
汚れなどによって空気の流れが悪くなると
ISCを通過する空気量が減ってしまい
アイドリング回転が低くなる傾向になってしまいます。

そこで
ISCを通過する空気量そのものを、元に戻す「増やす」ための調整ネジが
アイドリング用通路の途中に設けてあり、そのネジを回す事によって
ISCが再び活動出来る範囲まで空気量を調節する事が出来るのですが
本来、ISCの作動基準は「デュ-ティ-比」と呼ばれる「%」で
調整する事が正規なのですが
何度か試した結果、正規の値に入っていてもアイドリングが
安定しない時が多かったため「多分新品時ならOKだと思います」
私はグリッピングさせた後の回転落ちの具合で調整しています。

自分の感覚で調整出来る所に
「楽しさ」があると思います。
 
続く
 
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